トリミングの必要性とは?
ワンちゃんのシャンプー、トリミングはただ単にワンちゃんをかわいくするためだけでは
ありません。
定期的なトリミングをするのは、とても意味のあることなのです。
たとえば、爪切りです。
お散歩で爪が削れていて、さほど爪切りの必要がないワンちゃんも中にはいますが、それは長時間のお散歩をし、なおかつワンちゃん自身がある程度の体重がある場合に限ります。しかもすべての爪が、爪切りをしたようにきれいに削れないでしょう。
爪は中に神経・血管が通っていて、爪が伸びるとその神経までもが一緒に伸びるのです。
もし、伸ばしっぱなしにしてしまえば、万が一爪が折れてしまったときにかなりの痛みがワンちゃんに与えられるでしょう。爪が伸びると歩くことにも支障が出ます。歩きにくくてワンちゃんは変な歩き方になり、ついには関節も悪くする恐れがあります。
シャンプーすることも同じです。
人間と同じように、わんちゃんもシャンプーが欠かせません。皮膚の異常があったら気づいてあげられるかもしれません。
カットが必要なワンちゃんは、毛玉の予防になります。
毛玉ができると、皮膚の通気性が悪くなり、皮膚トラブルになりかねません。
耳掃除、歯のチェック、肛門腺のチェック、トリミングをすることで様々な予防ができるのです。
出来るだけ、多くのワンちゃんが定期的なトリミングをしてくれれば嬉しいです。
健康管理の一環として!
☆ヒート中(生理中)のワンちゃんのトリミングについて
ヒート中のワンちゃんのトリミングは控えたほうが良いです。
ワンちゃんの体調の変化もありますし、陰部から細菌が入って膀胱炎や子宮の病気(子宮蓄膿症)になる可能性があります。
(当店では、ワンちゃん同士の接触はありませんが、それでも念には念をという事です)
なるべく、ヒート中は避けて、出血が収まってから1週間ほど後が良いかと思います。
飼い主さんであれば、だいたい1年でいつヒートが来るのかを予想できるかと思いますので、ヒート前にトリミングを済ませておくのも良いですね♪(陰部周りを短くしておくと、汚れにくくて良いです)
☆仔犬のトリミングについて
当店では、子犬のトリミングも承っております。
ただし、子犬のワクチンプログラムが終了した子に限ります。
母親と一緒にいた期間で変わってきますが、ワクチンを2回か3回接種した後ということです。
小さいうちからトリミングに慣らすことはとてもいいことなので、ぜひ社会勉強、しつけの一環として仔犬のうちからのトリミングをオススメします。